KEISHO JOURNAL

火花 又吉 直樹 (著)

この記事は2015.09.10に公開された内容です。掲載情報・リンク先は当時のものです。

・お笑い芸人で史上初の芥川賞受賞
・200万部突破
・文芸春秋 初の増刷

など、話題に事欠かない「火花」を読んでみました。

わたしは、たぶん、それなりに本を読む方だと思います。

ただ、ビジネス書が多く、小説、純文学は、気のむくままに
たまーに読む程度。なので、本当の意味での個人的な感想になります。

最近では、複数冊まとめて、「湊 かなえ」さんの小説を
読んでいました。あの、どくとくの場面転換というのでしょうか、
どくとくですよねぇ。。

さて、「火花」ですが、ラストまで、止まらずに通して読んで、
読後感はよかったです。

読んでいる途中、時折、又吉さんが「芸人としてこの箇所のことを
いうのははずかしいが、文学としてなら言えるから書いた」ような
感じに見えるところがありました。

もし、そうなら、芸人としての作家になってしまうので、生粋の
作家にはなれないのかなぁ。なんて。
自己満足に陥っていなければいいですが。

誰でも知っていると思われる小説「雪国」の冒頭
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」という、
文字を読むだけでそこにいるような情景が浮かぶフレーズのように
うまい出だしもありました。

Amazonでのレビューは賛否両論ですが、次回作も読んでみたい。
そう思える著者だと思います。

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